組織内に作る敵は無駄でしかない

私は高校時代は柔道部に所属していました。

ブログで発表するくらいなので、さぞや強かったのだろうと予想された方には申し訳ないのですが、さほど強くありませんでした(笑)

柔道という競技は個人戦もありますが、団体戦というチーム選も存在しています。私の高校時代は5人で戦うチーム戦が主流でした。先鋒 → 次鋒 → 中堅 → 副将 → 大将という順番で戦います。このチーム戦も星取り戦と勝ち抜き戦の2種類があり、星取り戦は5名がそれぞれ個人戦を行い、何勝何敗という結果で勝敗が決しますが、勝ち抜き戦は負けるまで1名が戦い、全員が負けたチームが負けというルールになっていました。

今日は私の高校時代の経験から組織について考察してみようと思います。

星取り戦と呼ばれる団体戦は対戦相手の各個人との勝負となりますので、作戦的要素が少ないですが勝ち抜き戦は抜きん出た個人がいれば、一人で相手チームを全員負かす事が出来るというとんでもないルールですので、強力な相手には前の選手が全力で疲れさせて、次の選手が勝つという作戦が存在します。勝つ役割の人は気持ちいいですが、疲れさせる役割の人は大変です。個人では勝つ事が難しい相手に対し、負けないように更に相手に力を出させないといけません。しかし、終わってみれば負けているので、チームには貢献していますが、結果としては負けとなる損な役回りです。しかしながら強力な相手に勝つ為には仕方ないと割り切らなければなりません。

私は冒頭でも書いた通り、さほど強くありませんでしたので団体戦は常にBチームでした。最年長となる3年生の時は流石にAチームだろうと考えていましたが後輩に席を奪われ、Bチームのまま高校柔道生活を終える事となりました。

説明が遅れましたが、私の高校時代の柔道の団体戦は各高校から2チームが出場でき、どの高校も強いメンバーを集めたAチームとその次に強いメンバーを集めたBチームが作られていました。柔道というスポーツは個人戦は階級に分かれて戦いますが、団体戦は階級の縛りがありませんので、Aチームには体重の重いメンバーが集められる事が多かったです。ちなみに階級というのは、オリンピックなどで分かれている60kg以下級みたいなやつです。私の高校時代は60kg以下級、72kg以下級、86kg以下級、95kg以下級、95kg超級といった5つの階級に分かれていました。今では重量級の私ですが、当時は60kg以下級や72kg以下級という軽い体重でした。

学校内の個人戦ではほとんど負けない後輩が95kg以下級という重い階級だった為、AチームとBチームを分ける監督(顧問の先生)が階級を基準にチーム決めをした結果でした。同級生で牟呂中時代にキャプテンをしていたメンバーも60kg以下級であった為、個人戦では県大会の常連でしたが、団体戦ではBチームになっていました。私と同じく悔しい思いをしていたに違いありません。

さてここからが本題です。

私は高校時代、何とかAチームに入ろうと色々な策を練りました。練習は試合のように、ではないですが、練習中に後輩を豪快に投げてみせ、監督にアピールしたり、下級生はまだ習得しきれていない関節技を多様してマイッタを言わせていました。後輩からすると、練習なのにムキになる先輩だと映っていたに違いありません。強豪高校ではありませんので、練習もシゴキのような厳しい事はありませんでしたし、程よく手抜きをしている後輩もチラホラいました。しかし、それを阻止するかのように全力で後輩に対する私は会社でパワハラをする上司のようでした。

この時、後輩から嫌われるという事に対して、特に何も感じていませんでした。卒業式の時に後輩から寄せ書きの入った色紙を貰うまで本当に無関心だったのです。

色紙には「先輩のおかげで練習も気合い入りました」や「大学にいっても頑張ってください」という励ましの言葉と並んで「先輩の負けず嫌いが怖かったです」や「先輩の寝技超怖かったです」など、怖かったイメージの言葉がありました。団体戦の選手を選んでいるのは監督である顧問であるのに、後輩に八つ当たりをしている本当に嫌な先輩だったなと反省しました。

柔道の団体戦は損な役回りをする事もあります。そういった所を担ってくれている後輩が敵に回ると、5対5の団体戦も4対6や3対7になってしまう事があるのです。

チーム戦で味方に敵を作ってしまっては意味がありません。

会社という組織でも内部に対しての負のエネルギーは無駄にしかなりません。作業時間が増えてしまったり、本当は得られるハズの成果が得られなくなってしまったりします。そして、味方であるはずの社内のメンバーが敵になると足を引っ張られたり、成果を奪い合ったりしてプラスに働かないのです。

社内においてはライバル関係のようなものを作ってしまうと、それは成果を奪い合ってしまう悲しい結果を生む事が起きてしまいます。ライバル関係に一旦なってしまうと、相手の失敗を喜ぶようになり、自分の成果を自慢したくなってしまいます。このような状態では組織として円滑に業務が遂行出来なくなってしまいます。

本来ライバルは他社でなくてはいけません。他の派遣会社に負けないように自社のチーム力を上げ、チームとしての成績を上げる為に損な役回りをしたり、面倒な業務でもチームの為だと考えてこなさないといけないのです。

だから声を大にして言いたいです!

チーム内の敵は無駄でしかありません!!

組織内で足を引っ張り合うのではなく、お互いの良い所を伸ばし合う関係が最高です。

4月に新卒が多く入った企業では同期メンバーでライバル関係が出来てしまうかもしれません。管理職の人は「あいつはこんな成績なのに、お前は何をしてるんだ」という煽るような指導ではなく、「彼のこんな所がよい成績に結びついていると思うから、君もこういった部分を取り入れてみてはどうだろうか?」というポジティブな指導にした方が組織内に変なしこりを生まずに済むと思います。

以上です。

今回は上手く文章が纏められず、だらだらと長くなってしまいました・・・・・失礼しました、、、