売る力

営業の仕事とは何でしょうか?

なぜ営業マンが必要なのでしょうか?

商品に自信があれば、顧客は黙っていても買ってくれます。であれば商品開発に力を注ぎ、営業する必要などないのではないでしょうか?

派遣会社であれば、派遣されるスタッフの育成に力を注ぎ、素晴らしいスタッフを育成・採用する事が出来るのならば、営業しなくても顧客から派遣して欲しい、紹介して欲しいとオファーをくれるハズです。ならば、営業など要らないのでは?と考えるかもしれません。

黙っていても仕事がある。 確かに聞こえはいいかもしれません。

派遣営業はマッチングが全てだと思われがちです。仕事をしたい!と思っている応募者と、仕事をして欲しい!と思っている企業をマッチングさせる事でどちらからも満足して貰おうと思うのが通常です。またこうした事を繰り返す事で、マッチングするのが当たり前だ!と思っているのかもしれません。

しかしながら、これは営業が必要なのでしょうか?営業マンは商品を売る人です。売り込みが出来なければ需要があるものしか売れません。

通常の営業マンは売るものを持っています。商品はサービスでも製品でもいいです。そのものは商品ですがら当然値段がついています。顧客は値段を見て値段にふさわしい価値があるか?を検討し、営業は価値がある事を説明します。なぜこの値段なのか?を説明する事で顧客に値段を納得して貰います。顧客が戸惑っていれば、そっと後押しし、買う事に対する不安を払拭します。そしてお得な買い物だと判断して買います。これが本来の営業の形です。

派遣の営業マンはこういった事に実は気付いていますが、会社から出される目標や顧客からの要望に応えようとするあまり、顧客が求める人物像に近い人材を提案します。だからマッチングが上手くいかない営業マンに理由を尋ねると10中10の確率で応募者のスキルや年齢の事を口にします。自分の売る力には触れず、マッチング可能な人材がいないと言います。

しかしながら若くてモチベーションの高くて、更に勤怠の良い人材はなかなかいません。なぜなら、そのような人材は既に他企業で働いており、企業側から求められ続けている為、マッチングして貰う必要がないからです。

 

派遣の営業マンは応募者の良い所、悪い所をヒアリングし、悪い所が目立たないという考えではなく、仕事を通じて悪い所が直せるようにアドバイスをする必要があります。そして、良い所は更に良く見えるようアピールする必要があるのです。

派遣法で事前面接が禁止されていたとしても、顧客は実際に働く人がどういう人なのか気になります。顧客の不安を払拭する為に営業マンは職場見学という名目で職場を見学させ、応募者にはこういった職場ですよと説明し、顧客にはこういった人物が派遣されますとアピールするのです。応募者の良い所を徹底的にアピールし、使ってみたい!一緒に働きたい!と思って貰うのです。応募者にもこういった人材が喜ばれます。こうする事で必要される人材になりますと説明し、悪い部分が直るよう働きかけるのです。

営業マンが売り込む事が出来なければ、誰にでも売れるものしか買って貰えないのです。

派遣会社はセミナーや研修を行い、スタッフのレベルアップを常に意識し、更にキャリアがつく仕事、スタッフの目標が達成出来る案件を探し、他の営業マンがマッチング出来なかった案件であっても、自分の力でマッチングさせる!という気概が必要になるのです。

勤怠が悪いスタッフであっても、営業マンの努力で勤怠が良くなっていく可能性は十分にあります。作業が遅いスタッフでも、営業マンが派遣先に十分に説明し、徐々にステップアップ出来る派遣先と協力する事で作業が早くなる可能性が十分にあるのです。スタッフの可能性を最大限に広げてあげる事が出来るのは営業マンの営業に対する信念に他なりません。

出来る事が出来るだけではなく、出来ない事が出来るようになるのが成長だと思います。人は社会に出ても成長し続ける事が可能なのです。まだまだ出来る事、やれる事が沢山あります。可能性は十分にあるのです。

営業マンは売り込みをしてナンボです!

売る力が必要なのです。

以上です。