絵に描いた餅とコミット

6月1日付けでアクティブコーポレーションの主任に任命されました。採用担当です。

アクティブコーポレーションの社長は「結果にコミットする」という意識が非常に高いです。故に、各所属部署の所属長にはコミット・コミットと連呼します。

今日は私なりのコミットの認識を、絵に描いた餅を例に検討したいと思います。

組織であれ、チームであれ、複数の人が集まって行動する時にそれぞれがバラバラで行動するのと、意思疎通を取って行動するのとでは結果に大きな差が付きます。分かり易く綱引きを例にしますと、全員が力を籠めるタイミングをバラバラにしていては大きな力は生まれませんが、掛け声に合わせ同時に綱に力を込めた時、凄く大きな力が生まれ、綱を引く事が出来ます。

会社であっても、野球チームであっても、目標がなければチーム一丸にはなれないのです。

例えば、高校野球で「目指せ!甲子園!」と目標を掲げたとします。甲子園というのは全国大会の開催地であり、当然ただ切符を買って電車で行くのではなく、全国大会に出場する選手として甲子園の地を踏むぞ!という意志表示になります。

甲子園で常連と呼ばれる高校の場合は、目指せ!甲子園!という目標は現実的な目標であり、その部に所属している部員も全国大会に出場する為にその高校を選んだという学生が多いです。その為、個人の目標と組織の目標がかなり近い状態、むしろ一致している事が多く、意思疎通がかなり早い段階から取れていると思われます。

これとは逆に毎年予選の一回戦で負けている、ベスト16も夢のまた夢、という高校であっても「目指せ!甲子園!」という目標を掲げる事は決して不自然な事ではありません。こういった高校生でも表面上は同じ目標を共有し、チーム一丸になっているかのような気持ちになります。しかし、心の底では三回戦突破!といった目標を持っているとするならば、甲子園出場は目標ではなく、夢であり、目標は三回戦突破にしなければ、本当の意味でのチーム一丸は難しいです。

目標というのは、達成までの過程が具体的に持てるものでなければなりません。あまりにも現実とかけ離れている目標は、ただの夢であり、それは絵に描いた餅になってしまうのです。

現在の売上が1億程度の会社が今年度の売上目標は100億だ!と言ってみても、1%達成や2%達成という結果に終わり、何の為の目標だったのか?と頭を抱える事になってしまうケースが多いと思われます。

これはそもそも組織に所属する社員ひとりひとりが目標に対しやる前から無理だと思っている事が多く、個人目標と組織目標が一致しない事から組織が一丸となって動けないというパターンに陥ってしまうからです。

目標を達成する為には、「期待目標」といった朧げなものではなく「努力目標」とし、更に曖昧さを無くしていく事で「必達目標」となっていきます。この時には、今、何をするべきか?という事が社員ひとりひとりが手に取るように分かっている状態で、全員が目標に向かって一丸に向かえる事が出来る状態に落とし込めていなければなりません。

単純に去年は10億だったから、今年は20%上乗せして12億が目標だ!と掲げてみても、それは絵に描いた餅にしかならないのです。

各個人が目標を設定し、それに向かって結果を出し、その集合体が会社全体の目標になるのです。その為には、各所属長は結果にコミットしなければならないのです。

「コミット」というのは約束する、契約するといった責任を持つ事です。絵に描いた餅にならないように、目標に対し明確な達成手段を持たなければならないのです。「期待目標」や「努力目標」のような達成しなくても責任が問われないような曖昧なものではなく、しっかりと約束に対し責任を伴う「必達目標」にする事で、絵に描いた餅のような目標でなはなく、チーム一丸となって立ち向かう必達目標に出来るのだと思います。

会社という組織では役職が上がれば上がる程、責任が増していきます。主任になった事で、管理職として責任が増しました。アクティブコーポレーション豊川営業所の所属長として、主任として、しっかりとコミットしていく事が求められていると感じています。11月末までの半年間、全力で必達目標を達成させようと思います。

以上です。