オスカー・シンドラー

ベストセラーになった『シンドラーズ・リスト — 1200人のユダヤ人を救ったドイツ人』という作品をご存じでしょうか?スティーブン・スピルバーグ監督が映画化した「シンドラーのリスト」の原作です。

シンドラーのリストは、第二次世界大戦下、1200人のユダヤ人をナチスの虐殺から救った実在するドイツ人実業家の姿をドキュメンタリータッチで描いた大作です。

映画の中での話ですが、たまに自分がシンドラーになりたい。と強く思う時があります。

時は1939年。ポーランド南部の都市「クラクフ」にドイツ軍が侵攻しました。

あるドイツの実業家オスカー・シンドラーは一旗上げようとクラクフにやってきました。シンドラーは巧みな話術と賄賂でドイツ軍の幹部に取り入り、ユダヤ人が所有していた工場を払い下げて貰います。そこでユダヤ系ポーランドの会計士イツァーク・シュテルンと手を組み、軍用のホーロー容器の事業を始めました。

そして1941年3月。ユダヤ人達は高い壁に囲まれた居住区に住む事を義務付けられ、シュテルンの手腕でユダヤ人達は無償の労働力としてシンドラーの工場へ続々と集められました。なぜユダヤ人を集められたかと言うと、シンドラーの工場は軍需工場という事でポーランド占領のドイツ軍司令部から特別な格付けを承認されており、大きな利益のある契約を締結出来ただけでなく、親衛隊の監督下にあったユダヤ人労働者を要求できたので、彼はユダヤ人労働者が生産ラインに不可欠だと主張する事で、雇用者が絶滅収容所(死のキャンプ)に移送される危険がせまった時でも特別措置の働きかけをする事が出来たのです。彼の事業はたちまち軌道に乗り、シンドラーはシュテルンに心から感謝しました。

1943年3月。クラクフの居住区は解体されユダヤ人達はプワシュフ強制収容所に移送される事になりました。居住区が閉鎖される当日にシンドラーは小高い丘からその様子を目撃しました。それはまさに地獄絵図でした。親衛隊員達は住民を家畜のように追い立て、抵抗する者、隠れようとする者、病人など罪もない人々を次々に虐殺していました。更にプワシュフ収容所に着任したアーモン・ゲート少尉は何の感情もなく無造作に囚人達を射殺していたのでした。

シンドラーは地獄絵図を見るに見かねて生産効率の向上という名目でユダヤ人労働者を譲り受け、私設収容所を作る事を許可して貰います。シンドラーは自腹を切って闇の市場で食料を調達し、貧弱な栄養状態に陥っていたユダヤ人に比較的快適な生活を提供しました。

1944年10月。ソビエト連邦の侵攻により、敗色濃厚となったドイツ軍はすべての収容施設の解体を余儀なくされ、プワシュフにいた2万人以上のユダヤ人は絶滅収容所(死のキャンプ)に移送される事になりました。その時、シンドラーはドイツ軍の司令官からブリュンリッツ(チェコ)で新たに手に入れた工場で「軍需物資の生産」を継続し、その為の労働力を連れていくという許可を得ました。許可を得たリストには1200名のユダヤ人が記されており、途中で女性囚人がアウシュヴィッツへ移送されましたが、シンドラーは役人に賄賂を渡し、彼女たちを救い出しました。

1945年。ドイツの無条件降伏によりユダヤ人は解放されました。そして、シンドラーの元で働いたユダヤ人からシンドラーに送られた指輪には「一人の人間を救う者は世界を救う」 と記されていました。

 

シンドラーはドイツ軍から奴隷のように扱われていたユダヤ人と共に利益の出る商売を行い、その利益でユダヤ人を救う為に私財を投げ売りました。学ぶべきは、利益の出し方ではなく、利益の使い方ではないでしょうか?

といっても、賄賂や闇市場を使う事ではありません。シンドラーは私財を投げ打ってユダヤ人を救いましたが、もっと私財があれば、もっと沢山のユダヤ人を救えたと悔やんだそうです。稼いだお金を自分以外の為に使いたいという気持ちの話です。

私は何の力もなく、お金があるわけではありませんが、なぜかシンドラーになりたいと思ってしまいます。

きっと、お金を稼がないと自分のやりたい事が出来ないと思い、一心不乱にお金稼ぎをして、そのお金を全力で自分のやりたい事に注ぎ込んだシンドラーに感化されているからだと思います。

自分のやりたい事をやる為にはお金が必要です。

ビジネスでやりたい事をやろうと思うのならば、利益を出さないと出来ないものだと理解しています。

「シンドラーのリスト」 私の心に強烈に残った映画です。見て貰えると、何かしないと!と思って貰えるかもしれません。シンドラーになれないまでも、自分と一緒に戦ってくれた仲間には何かお返しをしたいものです。

以上です。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

ブログランキングに参加してます。クリックして頂くと私にポイントが入ります。ポイントが増えるとランキングがアップし、私のモチベーションがアップします(笑) ご協力頂けると幸いです。

➡ 人気ブログランキング