人と人の間

人間と言う字は、人と人との間と書きます。

この間というのは、間合いのことだと思います。

間合いとは、一般的に距離とか間隔とかという意味もありますが、私は、間の取り方だと思っています。間の取り方が悪いこと、すなわち間が悪いというのは、タイミングがずれたというのではなく、タイミングが図れていないと言ったほうが合うではないでしょうか?

つまり、人と人との関わりは、間の取り方が重要なのだと思います。

間の取れない間抜けな人がいると、人間関係はぎくしゃくします。空気の読めない間の悪い人がいると、場がしらけるのです。

しかし、そんな人でも、親から生まれた子であったり、子を持った親であったり、結婚したばかりであったりします。だから、そんな人でも一切他人と関わりの持てない人ではないはずなのです。これは、いわゆる相性というものなのでしょうか?

会社は、相性が合わないという理由で、人材を失うような事があってはいけません。職場の中に限って言えば、人間関係のぎくしゃくは、私は管理者の問題だと思っています。

リーダーシップが取れている管理者の職場では、人間関係のぎくしゃくは少ないです。それは、リーダーが、人と人との間に入り、間を取る役割を果たしているからに他なりません。間を取ることをそれぞれの個人に委ねれば、色々な性格の人がいるのですから、上手く行かないことが起こり得ることは明白です。だから、リーダーは、その間に入って、共通の目的である「仕事」に専念できるようにすべきなのです。

間の取れないリーダーのいる職場では、人間関係がぎくしゃくします。それは、ぎくしゃくした時にリーダーが調整、仲介が出来ないから、収拾できず、辞める人が現れるのです。そのような組織では、リーダーが自ら「あの人は性格が悪いから仕方ない」「あの人は自己中だ」と公言し、自らのリーダーシップ不足を認識できていない事が多いです。だから、そのような組織では、また人間関係が理由で辞める人が続くのです。

リーダーが管理する事を放棄したならば、その組織は崩壊するしかありません。休憩時間も管理出来ず、勤怠も管理出来ず、それでも手当てだけは貰うというような事があってはならないのです。

部下に嫌われたくないから叱れない。

問題があったら他人のせいにする。

こういった人は、人と人との間に入る事は出来ません。正しい事を正しいと胸を張って言える人。更に人と人との関係を繋げてくれる人、こういった人がリーダーになるべきなのだと思います。

私はこういった事が出来る人が身近にいる事を誇りに思っています。

役職や肩書きではなく、人を纏められる人こそがリーダーなのです。

私もそうなりたいと強く思います。

以上です。