信じる事は信じられる事

昔お世話になった社長に言われた事があります。「信じる事は信じられる事だ」「人を信頼出来ない奴は人から信頼なんてされやしない」と。それからは私は部下や後輩を信頼して、任せる事で信頼を得てきました。

人を信頼する事は難しい事です。うわべだけで信頼したと口にするのは簡単ですが、心から信じ何かを任せるという事は簡単な事ではありません。任せた事に対しては、自分が全責任を負うという覚悟が必要だからです。

しかしそのくらいの覚悟がなければ、人から信頼される事はありません。

人は、人に裏切られると人を疑い易くなり、人と付き合う事に対し慎重になります。人と関わる事に慎重になるという事は、すなわち人に対して臆病になるという事です。こういった事を繰り返すと、人を信用出来なくなっていきます。

簡単な例を出すと恋愛でしょうか?自分は出来る限りの愛をもって相手に接していても、相手の心は自分に向いてくれない。愛する人に裏切られ、騙され、辛い思いをすると、次の恋愛に対して臆病になっていきます。そしてそんな事が何度もあると、もう人を愛する事をやめてしまうかもしれません。下手をしたら、もう誰も信じない!なんて思ってしまうかもしれません。

そんな事にならないように、裏切られたと思った時は原因を考えなければなりません。

実は私は、先週の火曜日に大きな裏切りを受けました。

どんな裏切りかというと、「所持金が1000円しかない」「今週水曜日に今住んでいる家も解約になり住むところが無くなる」「仕事を早くしたいし、住む所を早く確保したい」という相談を受けた時の事です。

電話口の青年は大府市に住んでいると言っていました。免許もない、車もない、そして間もなく家もなくなるし所持金もない。こういった悲痛の声を聞き、私は即座に動きました。FAXで履歴書を送って貰い、そのFAXを見ながら電話口の青年に過去経験した職種等をヒアリングし、現在急募である仕事とのマッチングを図りました。仕事を見つけるだけでは片手落ちになってしまうので、その職場に近い場所で寮を準備する為、不動産屋に走りました。

顧客に青年の過去の経験や職種等を記載したスキルシートを送付し、工場を見学したいという意思を伝え、不動産屋から最短で契約し入居出来るスケジュールを出して貰いました。そして火曜日に職場を見学し、やれるのであれば最短で入社処理を行い、翌日は入寮可能となるよう書類を整えました。月曜日の朝の問い合わせを昼過ぎまでに準備を整え青年に連絡したのです。青年は大府から岡崎駅まで電車で来ると私に伝え、私は岡崎駅まで迎えに行きました。

しかし、青年は現れませんでした。

携帯に電話すると、着信拒否になっています。自分の携帯ではなく、他の携帯で電話すると青年は電話に出て「今、岡崎駅にいます」と言うので、私は岡崎駅を探し回ります。しかし、該当の人物は居ません。それでも、SUICAに1000円チャージして、帰りの電車賃として渡そうと準備をします。1時間程経って、騙されたのか?と思った頃、別の担当者より「岡崎駅に応募者がいるのですぐ向かって欲しい」と電話が掛かってきました。

しかし、私は1時間以上岡崎駅におり、該当の応募者は現れない状態でした。電話口での青年の様子を聞くと、別の担当者は嘘をついているような感じは全くしなかった。電話に出れなかったのは電車に乗っていたからで、こちらから電話をすぐします。といって電話を切ったと言っています。しかし、別の担当者も1度電話が通じた後は、着信拒否になってしまい、次からは電話は繋がらないと連絡してくれました。

私は1時間半以上、岡崎までの往復も考えると4時間近くの時間を無駄にした事になります。更に言えば、前日のアポ取り、不動産屋の確認や、稟議書や報告書の作成などを含めれば8時間(1人日)近い時間を無駄にしているのです。

他の担当者にも嘘を言うという事は、計画的に騙そうと思っているという事です。同業他社からの嫌がらせかもしれない?と疑いましたが、騙されたのは自分のせいです。

裏切られた時に「人は信用できない」と思ってしまうのは、私の人生においてリスクでしかありません。常に人を疑って生きるような事は出来るわけがありません。私が人を疑って生きるならば、当然、私も人から疑われて生きる事になります。そんな人生はまっぴらごめんです。

裏切られた原因は自分にあります。相手を見る目が自分に無かった。もしくは、相手の事を知らな過ぎただけす。

全く知らない相手の事を信頼し、裏切られたのを相手のせいにしてはいけません。勝手に信頼してしまっただけなのです。私はまだまだ経験不足です。もっと多くの失敗や挫折を経験し、それに基づく予測が出来るようにならなければいけません。

裏切られた事を相手のせいにせず、真摯に原因を追究する事で、自分に原因があった事に気付くのです。

私はこれからも人を信じ、自分を信じます。今まで周りの人に助けられてここまで生きて来られました。自分が精いっぱい信じる事で、その信じた量の半分くらい私の事を信じて貰えるのならば、私はもっともっと信じて貰える人になれると思います。

今まで私を支えてくれた沢山の人達に改めて感謝します。

皆様のおかげで私は信頼する楽しさを知り、される喜びを知る事が出来ました。まだまだ自信を持って生きられそうです。

以上です。

今回は長かったですね(^-^;;
最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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